肌断食になってから
ミニマリスト、断捨離というながれで肌断食や湯シャンへ移行していく方はブログで拝見しました。
私も現在、肌断食と湯シャンです。
でもこれには理由があります。
肌断食を1月から開始し、3月からは湯シャンを開始。しかも髪も週一くらいしか洗いません。今は週2〜3日くらい湯シャンですが、基本汗をかいたり出先で花粉や埃を外で浴びた感覚がない限り髪は洗いません。
これは私が自宅療養だから出来る事で、会社勤めの方にはもしかすると難しいかもしれません。
恥ずかしいですが、(恥ずかしいと思う気持ちや考え方次第をまず捨てた方がいいと思うのですが…)肌断食をしはじめたのはアトピーが原因です。
脱ステしてからは10年以上経ち、トラブルのない普通の肌でした。しかしここ一年ほど急にひどくなり、保湿依存症になり、保湿剤や塗り薬(ステロイドではありません)が全く効かず、肌の力が完全に弱っていました。
医師から自分の力で肌を蘇らせましょう、その力は皆持っている、必ず4週ごとに肌は生まれ変わると言われ、肌断食を始めました。
そこからは地獄の始まりでした。
何度肌断食、何週間で良くなるとネット検索したことか。色んな記事も読み漁りました。
肌の経過をお見せするのは嫌なのですが、私の携帯には毎日撮り続けた写真がたくさん入っています。
今もまだ治療中だし地獄の途中ですが、あと少しで抜けれそうな気がします。
肌断食では皮が落ちるので掃除掃除の毎日です。
湯シャンも始めてからはベタ付きやフケが2ヶ月ほど酷かったですが、最近ようやく落ちついてきたところ。
美容院にもアトピーがひどく恥ずかしくて2年近く行けませんでした。伸びた髪が耐えきれず父に2ヶ月前に切ってもらったのですが、つい最近勇気を出して近所の床屋にいきました。湯シャンをしていて髪を切ってもらうのが申し訳無いのですが…お願い出来ますか?と先に聞いて、快くバッサリボブまで切ってもらいました。
なんとさっぱりしたことか。
湯シャン派となった今も女性らしいシャンプーのいい香りは憧れです。
毎日すっぴん、湯シャンのわたし…。
でも全てをあきらめるのではなく、つげ櫛でお手入れしたり、たくさんモノを手放し売ったお金で本つげ櫛のいいものを買ったり、自分の中で折り合いや少しウキウキする方法を見つけながら日々楽しんでいます。
そういえば断捨離という言葉を知ったのも、肌断食のブログを見ていたきっかけでした。
今思えば、肌断食も湯シャンも断捨離も全てやってよかったと思います。
何一つ後悔はありません
肌断食したことで、毎日すっぴんです。まだ化粧はできず、正直綺麗な女性や同年代くらいの方とすれ違ったり街に行くのは気がひけます。
前の仕事はインストラクターで人前に立つ仕事だったので毎日バッチリメイクでしたし。。
でも、化粧の時間は無くなって楽になり、化粧品やシャンプー類も全部捨てたので家の中はスッキリ。余計なお金もかからない。
お化粧して洋服を着た時とすっぴんで着た時とでは、洋服の見栄えがなんとなくちがう。
でも今はすっぴんでも小綺麗に見える着こなしをしようという意識に変わりました。派手な服はすっぴんには似合わない。貧相に映ります。その分ナチュラルに、良く見える方法を考えます。
そして、姿勢が一番自分をよく見せてくれます。街中で少し気が引けたら、背筋を伸ばして歩く!これを意識します。
洋服の数も今はオールシーズンで50着です。断捨離前は300着以上あった。ろくでもない服も含めると。
今は手元に残した服が全部好き。その服をよく見せる方法や着こなしを考えるようになりました。
今日は近所に買い物と郵便局に行くだけでしたが、きちんと服を着る。
普通の白シャツにジーンズ、ローファー。白シャツは袖をまくり、細ベルトをシャツの上から巻き、巻き方も結んでみたりして工夫する。髪は結んでスッキリさせる。
別の日は赤いバレエシューズでもいいかも。。
こんなちょっとした事ですが、なんだかワクワクします。
↓ベルトの結び方参考にしました
数を減らすことは諦めることでは無い。残ったもので楽しみ工夫する事が一番の楽しみ方なんだと思います。
少しずつ前向きに。
今日ブログを書いていることも、ひと月の私からすると大きな進歩。
今日もありがとうごさいました