minimini Blog

自分なりのミニマムな生活を探していく日々の日記。日々のたわごと。。断捨離、肌断食、好きなこと探し

祖母の家

最近、家族全員が揃う機会があり、断捨離してる?という話題になった。

 

私は実家の自分の荷物は小中高大の卒業アルバムのみで残りは全て処分した。

ちょうど一年前の時に狂ったように断捨離モードだった時に捨てた。

 

実家には年に一度帰るか帰らないかの頻度なので、服なども母から借りればいいし特に何も困らない。

 

実家は両親の2人暮らしなのだが、すごい数の食器や雑貨、洋服などどうするのだろうか。断捨離はちょこちょこしてるとは言っていたが、あの量だとあまり期待出来ない。

 

それより大変なのは、1人暮らしの祖母の家だ。

90歳近くになる祖母が最近ショートステイから長期ステイへと変わった話を聞いた。

もうあの家に帰れないかもしれないな…。と父がぼそっと言っていた。

私も以前6年間介護ヘルパーをしていたので、祖母と同じ様な経緯は見てきた。でも寂しい。なんとかまた自宅に戻れたらいいな。

 

祖母はなんでも捨てずに溜め込むタイプの人間で、捨てること、捨てられることを嫌がるタイプ。

台所には賞味期限切れの食品やら使用済みのラップを取っておくクセ、押入れには紙袋や包装紙などたくさんモノがある。

裏庭には昔趣味だった植木が何年も手付かずのまま放置してある。

私が高校生までは週1回祖母の家に行っていたので裏庭で植木を手伝ったり、夏には草抜きをよくした。

今となっては手付かずの庭の片付けに家の中の片付けにと、それらを処分するのは祖母ではなく私の両親。

 

両親は「今はとても自分の家の断捨離どころじゃない!こないだなんて祖母の家の押入れの片付けに2日かかって気分が悪くなり寝込んだ」という話を聞いた。

 

結局溜め込んでも最期には何も持っていくことが出来ないし、祖母のように今後の事も考えて家族に捨てられてしまう。

それなら自分である程度身軽にして、もし私が今の若さで死んでしまったとしても残された人の負担を減らしたい。

去年療養中に断捨離していた時はそんな事をふと考えたりもした。

 

願いはまた祖母が家に戻れること、そしてお正月を一緒に自宅で迎えたい。