肌断食5ヶ月経過
スキンケア類を一切使わなくなって5ヶ月経ちました。
家には今、保湿剤やスキンケア、メイク用品、シャンプー類は一切ありません。
肌断食をする前は、皮膚科、煎じて飲む漢方薬、鍼治療。
鍼治療も遠い場所まで通っていました。
色々な事をしてお金も時間もすごくかかりましたが私には効果はありませんでした。
それが肌断食だけで改善するなんて。
お金をかけず、何もせず、自己治癒力で治すのが一番だったなんて驚きでした。
肌断食でもワセリンを部分的に使用する方法もありますが、私は医師から保湿剤、ワセリンも禁止されているので一切塗りません。
皮膚疾患で傷ができた時だけその傷にちょんちょんとお薬を塗るだけ。
だから肌は乾燥はしっぱなしで
「ああ塗りたい!」という気持ちに何度もなりました。
そうなっても何にも出来ないように早々にスキンケア類は全て処分してしまいました。
肌断食を始めたのも1月下旬、冬の乾燥する時期でタイミングが悪かった、私は超乾燥性敏感肌の為皮剥けはひどかったです。
まだ今も皮剥けはありますが、肉眼だと本当によく近づいて見ないとわからないほどよくなりました。
だから私が比較的見た目にもわかりづらくなるまでかかったのは4ヶ月半くらい。
4ヶ月半の間、改善の方向に向かったかと思えばまた悪化。この繰り返しが4回くらい。
かなり落ち込み、症状もひどかったですが、これくらいの時期で済んだのはマシな方なのか、遅い方なのかはわかりません。
色々な肌断食されている方のブログを拝見しましたが、オイリー肌の方でも初期の頃は乾燥し皮向けが続くようです。
だから元々乾燥性敏感肌だった私がこうなるのは当たり前ですね
先日読んだ本
著者の方は60歳を過ぎてから肌断食を始め現在も続けているそう。
本に著者の方のお写真が載っていましたが、肌が白くてハリがありとてもお綺麗です。
こちらの本にスキンケア類が肌を痛めつけると書かれています。
私も医師から言われましたが、界面活性剤が良くない。
この界面活性剤は化粧水や保湿剤の中に含まれています。日常的に使用するものだとシャンプー類や洗剤にも。
水と油が混ざるのはこの界面活性剤のおかげ。
ただこの界面活性剤は肌に化粧水などの成分を浸透させるために肌のバリアを壊します。
肌のバリアを壊されたことによって皮膚常在菌が死んでしまい様々なトラブルが起こります。
ただスキンケアをしていてもトラブルがない方もいます。ほとんどの方はそうだと思います。
私はたまたま色々な過程から保湿依存症になりトラブルが出てしまったというわけ。
ただ辞めて良い事もあります。
お金がかからない
スキンケア、メイクの時間が一切かからない
朝、夜何もしなくてもいい!
化粧水を早くつけなきゃ〜っていう気持ちから解放されました。
ポーチいらずでカバンの荷物が減った
肌が白くなり、シミが減った。
肌が強くなった
湯シャンに切り替えたのでその効果もお伝えすると
白髪が少し減った気がする
洗髪後の抜け毛が減った
お風呂掃除が楽
悩みもあります
ベタつき、フケに悩む。
これが一番湯シャンの難点ですが、やり始めて3ヶ月目位からベタつきは治り、フケもほとんど改善されました。
シャンプー類を辞めた途端にベタつきやフケが出たので、いかにシャンプー類がキツイものかというのが分かります。
これは私の解釈ですが、ベタつくというのは頭皮から必死に丸裸になった髪の毛を潤わせようと油分が出ていたから。
つげ櫛でお手入れしていましたが、櫛でとくと自分の皮脂が髪の毛をコーティングしているような感覚で、
ヘアオイルいらずだわ〜なんて思っていました。
それらも時期が経過すると自然に量が調整され、ベタつく事が減ってくるのだと思います。
こう考えると人間の身体って不思議だなぁと思います。
自分の本来の力で皮膚や髪の毛の正常を保つ力が出来た為、以前よりトラブルが少なくなりました
話を肌断食に戻しますね
私はスキンケアを始めたのは中学半ば。といっても当時は化粧水だけ。
メイクは大学からです。
確かに何もしない時トラブルは少なかったです。
自らお金と時間を割いて悪い方を選んでいたなんて、昔の自分に「やらなくていいよ」と言ってやりたい。
なんて後から言ってもダメですよね。
メイクで女性は気分が上がることは分かりますし、楽しみの一つでもありますし。
お仕事柄、メイクをしなければならない方もいらっしゃるかと思います。
私も前職はそうでしたし。
でもそんな気を落とさずに、自然のままで十分、必ず自力で治す力も持っているから大丈夫。
ありのままの姿を受け入れていこうと思います。